Gadget Taro's Blog / ゲーミングおじさん ブログ

RAZERガチ恋勢。RAZERを中心にいろいろ綴ったり、ファンアート作ってます。

RAZER CHROMA ADDRESSABLE RGB CONTROLLER のレビューと活用例について🐍🌈

はじめまして。
 
ゲーミングおじさんこと、ガジェット太郎と申します。
 
ブログ始めました。
細々と書き綴っていきますので、よろしくお願いいたします。
 
さて、初めての記事に選んだのはこちら!
 

「RAZER CHROMA ADDRESSABLE RGB CONTROLLER」

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 最近RAZERSTOREの在庫が復活(2021/01/08時点)し、購入された方も多いのではないでしょうか。
 
 今回はデバイスのスペック・使い方のレビューと我が家での使用例をご紹介したいと思います。
 
1.外観
 まずはパッケージから。パッケージサイズは、80×50×110(W×D×H)mm. 飾らないカードボードパッケージです。
(前から気になっていたのですが、クロ×ミドリパッケージになる・ならないの要件って何なんでしょうかね?どなたか知っていたら教えてください・・)

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 続いて中身を見ていきましょう。

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 内容物詳細は以下になります。
 
①RAZER CHROMA ADDRESSABLE RGB CONTROLLER 本体 x1
 本体です。サイズは、70×18×100(W×D×H)mm. 2.5インチSSDなどと深さ以外は一致しています。電源ポート、Micro-USBポート、6つのLEDポートを有しています。このLEDポートですが、若干狭く作られているようで、お手持ちのLEDのコネクタ精度次第ではコネクタを削る必要があります。
 底部には、#CHROMAEVERYTHINGの文字が。

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②Molex to DC Cable x1
 こちらは電源ケーブルです。コネクタ部を除くケーブル長は、約270mmです。
Molexコネクタ(ペリフェラル4pin)から、電源を取ります。
(・・なぜSATAじゃないのか。)

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 フルプラグイン電源で今更4pinなんて挿してねぇよという方は、SATA→4pinに変換しましょう。私もこちらを使用しました。

変換名人 SATA電源(15ピン) → ペリフェラル(大4ピン)変換ケーブル SP-IDEP

 
③Micro-USB to USB pin header cable x1
 本体とMBのデータ転送用ケーブルです。コネクタ部を除くケーブル長は、約400mmです。片側がMicro-USB、もう片方が9pinのMB用USBコネクタです。

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 使用環境によっては、MBのUSB9pinが足りない方もいらっしゃるかと思います。こちらはUSB経由でのデータ転送を行っているだけなので、手持ちのMicro-USB to USB typeAケーブルを使っても制御できます。

Amazonベーシック USBケーブル 0.9m (2.0タイプAオス - マイクロBケーブル) ブラック

 
④Double-sided adhesive tapes x2
 言わずもがなの、両面テープです。

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⑤Important Product Information Guide x1
 基本的には英語ベースです。マスターガイドはHPで確認しましょう。

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⑥THSシール
 一枚構成のTHSシールです。Chromaホロ仕様ですね。

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3.必要スペック
 必要スペックは以下になります。
 
①Addressable RGB(ARGB) strips / devices using WS2812B (or equivalent)
使用できるのは、3pin,5VのARGBLEDになります。12V系や4pinLEDは使用できませんのでご注意ください。ここだけ気を付ければ、基本的に流通しているLEDは使用できます。
LEDに関する記事はこちらからどうぞ(準備中)。
 
②Power Supply Unit (PSU) with a free Molex socket
上で触れた、ペリフェラル4pinです。
 
③Motherboard with a free 9-pin USB header
こちらも上で触れた、USBケーブルになります。
 
④RAZER Synapse
当然ながら、Synapseのインストールが必須となります。
Windows7 64bit以上のOSと、インターネット環境が必要になります。
 
4.Synapse
 早速接続してみましょう。

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Synapse上でしっかり認識できていますね。
 
 デバイスのタブは、「カスタマイズ」と「ライティング」です。
「カスタマイズ」タブでは、各ポートのLEDのプロパティを設定します。

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 まずは、中央のコントローラ画像部分からです。
下部の「A」ボタンは緑でアクティブです。用途は接続したLED検出の自動/手動切り替えです。基本的には自動で使用します。
 次に「更新」ボタンですが、LEDの付け外しを行った際はこちらで更新を行います。ちなみにPC再起動時には自動更新が行われます。

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 続いて各ポートの設定です。
設定はプルダウンメニューより行います。
タイプは、「ファン」と「LEDストリップ」から選択します。

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 「ファン」を選んだ場合、設定項目はLEDの数のみです。隣のプルダウンメニューから選択します(ファンの場合、LED数は規定値からしか選べません)。

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 「LEDストリップ」を選択した場合は、LEDの数を1~80の間で好きな値に設定でき、90°の曲げ点を3か所まで設定できます。

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 これでポート設定は完了です。
正直、このデバイス独自の設定はこのくらいです。
 
 あとは、「ライティングタブ」で、Synapseおなじみの明るさ調整や効果の設定となります。明るさは、ポート毎での調整が可です。

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 効果のプリセットは以下になります。

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 デバイスの紹介は、以上となります。
 
5.小ネタ・活用例
 小ネタですが、接続できるLEDデバイスの拡張についてです。
1つのポートで制御できるLED数は最大80ですが、光らせるだけならもっと光らせることが可能です。
 我が家の環境では、あるポートで最大240のLEDを光らせています。
方法としては、「LEDテープを並列に分岐させる」です。
ADDERESSABLE = アドレス指定が可能ということです。LEDデバイスは、LEDの根本から何番目のLEDをどう光らせるかという制御をしています。そのため、下記図のようにすることで、光らせるLEDの数を増やすことが可能です。

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 ただし、根本から何番目で制御するので、分岐させたLEDの光り方はすべて同じになります(3本中1本だけ変更などはできない)。
また、ある程度の安全率を見て設計しているとは思いますが、イリーガルなつなぎ方だと思うのであくまで自己責任でお願いします。
分岐ケーブルは4pinでも3pinでもなんでも構いません。
 最後に我が家での活用事例を少し紹介させていただきます。
我が家のコントローラの各ポートの状況は以下です。()内はLEDの数
ポート1:メインPCファンx8(160)
ポート2:メインPCLEDストリップx3 & メモリヒートシンク x4(106)
ポート3:室内照明用x1(80)
ポート4:サブPCファンx9(180)
ポート5:サブPCポンプヘッドx1 & M.2ヒートシンク x1 & ビデオカードステー(30)
ポート6:室内照明用x3(240)
(※この構成で全ポートの明るさをMAXにすると、過電流保護警告が出てデバイスが停止。PCの再起動を要求されます。トホホ…)

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コントローラ本体はPC内にありますが、延長ケーブルを使って様々なLEDライティングに使用しています。
 
照明用に使えば”Philips hue”的な使い方をすることも可能です。

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 注意点として、LED3pin用の延長ケーブルが全然売ってません。自作前提となりますので覚悟を持って挑戦してください(笑)。
 アマゾン内で延長ケーブルとして使えるものは以下になります(というか、これしかありませんでした。30cmと微妙な長さなのでお気をつけください)。
 
 
6.あとがき
 最後までお付き合いいただきありがとうございました。あれもこれもと書いていたら、とんでもないヴォリュームになってしまいました💦
 いかがでしたでしょうか。"RAZER CHROMA ADDRESSABLE RGB CONTROLLER" 間違いなく最高のデバイスです!PC一台で使えば、細かいChroma制御が。PCの外まで延ばせば照明用として。まさにCHROMAEVERYTHINGですねwww
 皆さんも手に入れて、こんな使い方あるよとか、お前間違ってんじゃんなところがあれば、コメントで教えてくださいませ。
 それでは、楽しいChroma Lifeを!
おつかRAZER~🐍
記:ゲーおじ/G太郎
 
※本記事では、Amazonアソシエイトプログラムを利用しています。