RGB, ARGB LEDのあれこれ🔦🌈
こんにちは。
ゲーおじこと、ガジェット太郎です。
前回に引き続き、またLEDネタです。今度はLEDデバイスのお話です。
前回の記事は、以下からどうぞ。
LEDの種類、動作に必要なもの、光らせ方、小ネタなどご紹介させていただきます。
お品書き
1.RGB?ARGB?LEDの種類は?
そもそもLEDとは?なんて話から入ると大変なので、今回は自作PC用途にフォーカスしてご紹介します。
現在、市販されているLED製品の仕様は大まかに図の通り。
ただ、この中で12V, 4pinと5V, 3pinだけ覚えておけば大丈夫です!加えて、自作PC用途においては5V, 3pinと覚えておいてください。また、3pinという言葉にも微妙な落とし穴があることもご注意ください。
(画像引用元:https://www.ainex.jp/products/rld-splitd2/)
(画像引用元:https://www.kaitodenshi.jp/7504.html)
どちらも3pinですが、後者はLEDストリップ用に使われているので、用途に合わせて変換ケーブルをご用意ください。
2.LEDの動作に必要なもの
LEDそれ単体では光らせることはできません。必要なものは以下になります。
①コントローラー
LEDの色や、効果を制御するために用います。コントローラ単体の物とマザーボードに内蔵されている物があります。電源法式、LEDの制御方法、ほかのコントローラとの
連係など用途に応じて必要なものを調達しましょう。
単体の物でおすすめなのはこちら。コンバーター内蔵でインプットは5~24V対応。アウトプットは5V, 3pin対応でどこにでもあるUSBポートで動作します。スタティック発光がないのがイタイところですが、ウェーブのパターンがキレイです。最大の魅力は価格の安さなので、動作検証用・PCのLED制御用として1つ持っていて損はありません。
waves SP002E WS2812B WS2811用 LED 簡易 コントローラー USB 給電 NeoPixel 3key (黒 USB給電)
②LEDデバイス
LEDストリップや、LEDファン。メモリヒートシンクや水冷ポンプなどなど。
無加工で使えるLEDストリップのおすすめはこちら。50cmのストリップが4本と、各種変換ケーブルが付属しているので、LEDストリップ入門キット的なアイテムです。
③電源
当たり前ですが、LEDを光らせるには電気が必要です。電源を確保しましょう!
3.光らせ方・光り方
最低限必要なものは揃ったので、実際に光らせて行きましょう!光らせるのは、めちゃくちゃ簡単です。コントローラ・電源・LEDデバイスを繋ぐだけです!
こいつらを、
こうするだけ!
あ゛ぁ~えぇんじゃ~🌈(ちなみにゲーおじレインボーの発光を見ると脳内でキュイン音がなり、脳汁が垂れ流れるように調教済みです。昔のはなしさ。)
さぁ続いて、光り方についてのお勉強です。
皆さんはエモいLEDライティングと聞いてどんなものを思い浮かべますか?
・
・
そうだね!プロte
ド直球なまぶしい光ではなくボヤ~っとした優しい光ですよね!LEDは光の指向性が強く、電球や蛍光灯のように全体に拡散しないため、光の粒感がとても目立ってしまいます。そのため、LEDライティンングにおいては、この「粒感を消す」が大命題となります。
では、粒感の消し方のポイントは2点です。①バウンスさせるか、②覆うの2択です。
①については、皆さんも経験があると思います。PCモニタの裏にLEDストリップを貼って、壁や天井にバウンスさせる。といった具合です。これについては、各PC環境によって条件が異なるため、壁からの距離や角度など自身で調整を重ねる他ないでしょう。
②については、ケースファンやメモリヒートシンクを想像してください。多くの場合が、乳白色のプラでできたパーツでLEDが覆われていると思います。
下記をご覧ください。LEDストリップ単体と、拡散用シリコンチューブをかぶせた場合の比較画像です。
ギラッとした独立した光が拡散され、柔らかく隣のLEDと繋がりのある光になっていることが分かります(カメラ、現像の設定は一緒です)。
どうなんでしょう、最終的には好みの問題な気もしなくもない…笑
4.小ネタ
最後に、LEDストリップについてちょっとだけ。LEDストリップを探しているとタイトルに見慣れない文字や数字が記載されています。今回はこれらの簡単な解説を載せて終わりたいと思います。以下のタイトルを例にとります。
ALITOVELEDテープライト WS2812B アドレス可能 イルミネーション LEDライト 5050 RGB SMD 5 m 300個ピクセル夢色 防水IP67ホワイトPCB DC 5V
・WS2812B:LEDのカラー制御用チップの品番。マイナーチェンジ品でWS281X系や、クローン品のSK6812がある。
・アドレス可能:Addressable = LED単位で色の制御が可能と言うこと。
・5050RGB:LEDのサイズのこと。詳しくはこちらをどうぞ。
・SMD:表面実装のこと。SMTとも。
・5m 300個ピクセル:単位長さあたりのLEDチップの搭載数。図のようにLED間隔の違いにより、粒感や光り方が異なる。
(上:30LEDs/m, 下:60LEDs/m)
・夢色:チャイナお花畑変換で「レインボー」のこと。
・防水IP67:防水規格の数字。用途に合わせて選択したい。PCには不要?
・ホワイトPCB:表面実装のフレキシブル基盤のカラーのこと。PCB= プリント基盤。
・DC 5V:動作電圧が直流5Vのこと。
以上、いかがでしたでしょうか。RGB, ARGBLEDについてご理解頂けましたか?また長くなってしまいましたが、少しでも皆さんのお役に立てれば幸いです!
それでは楽しい、LEDライフを!
おつかRAZER🐍
記:ゲーおじ/G太郎
※本記事では、Amazonアソシエイトプログラムを利用しています。