RAZERマウス回顧録 Razer Naga Molten Special Edition🐍
こんにちは。ゲーミングおじさんこと、ガジェット太郎です。
今回も製品ページです。さっそく参りましょう!今回はこちら!
Product
Razer Naga Molten Special Edition
(画像引用元:http://lonelyboy-cloudkee.blogspot.com/2010/10/razer-naga-maelstrom-and-molten-special.html)
Date of release
2010
Color
Exclusive
Sensor type
Optical
Sensor
3.5G Laser
Switch type
Mechanical
Max Sensitivity [DPI]
5600
Max Speed [IPS]
200
Max Accelaretion [G]
Interface / Connectivity
USB
Weight [g]
134
Size L x W x H [mm]
116 × 69 × 41
Button
17
On-Board Memory Profiles
Yes
Form Factor
Right-handed
Lighting
Red
Battery Life
-
Dock Compatibility
-
Model
Snake/ヘビ、溶岩
前年に発売されたNagaにニューデザインが追加されました。モチーフは、大地から噴き出す荒々しいマグマです。公式ティザームービーがありました。
Razer™ Naga Molten Edition
Moltenは、meltの過去分詞系または形容詞系で溶けた・溶解したという意味を持ちます。今まで青を基調としたライティング・シックなデザインを行ってきたRazerにとっては、かなり挑戦的なデザインに思えます。この思い切りの背景を考えると、一番の要因はやはり2008年のリーマンショックでしょう。実際に2009年にはアメリカの大手自動車メーカビック3のうち、2社が破産申請を行っています。厳しい時代でしたね。。
リーマンの余波が色濃く出ているのが、2010、2011年の製品群です。14種類(ゲーオジ調べ)のマウスが発売されていますが、そのうち新規のマウスは3種類(Spectre、Naga Epic、Tron)、ビックマイナーチェンジは2種類(Lachesis 5600、Imperator 2012)です。つまりそれ以外は、マイナーチェンジの外装変更モデルです。製造業としては、開発費のかかる新規モデル開発は保留し、安価なマイチェンモデルに集中するのは当然の帰結です。このような状況であったとすれば、思い切ったデザインが出てくるのも納得ですね。
スペックは前年に出た、Naga 2009と同一です。キャッチコピーもGet Imbaで不変です。EURazerの過去ページが生きていました。
実は、このマウスと同時に発表された幻のエディションがありました。それがこの、「Razer Naga Maelstrom Special Edition」です。
(画像引用元:http://lonelyboy-cloudkee.blogspot.com/2010/10/razer-naga-maelstrom-and-molten-special.html)
Moltenと対をなす、水流の美しさを表現したデザインです。語源はノルウェーに発生する渦潮です。一般にはメイルストロムと訳されますが、個人的にはメイルシュトロームがイチオシですw
発表こそされたものの上で触れたリーマンの影響か、はたまたトップシェルの造形が難しかったのか。。ティザー画像を見る限り、渦潮と色の表現がかなり厳しそうですねw
いかがだったでしょうか?今回はRazerが世界的苦境の中生み出したマウス「Naga Molten Special Edition」をご紹介しました。かなり独特で先進的なバリエーションですよね!(Amazonとか覗いてると、中華メーカが今こんなデザイン出してるような。。)これもまたRazerらしいトガりマウスですね!にしてもMaelstrom欲しいなぁ。。(作るか…w)
それでは、この辺で
おつかRAZER🐍
記:ゲーおじ/G太